2019年04月24日

「貯金ないまま老後」韓国、広がる格差 受験競争や高齢者の貧困…浮かぶ社会のひずみ

 韓国ソウルで暮らすと、貧富の格差の現実を肌で感じる。林立する高層ビル群の裏手に粗末な家屋が軒を連ね、至る所で年老いた労働者の姿を目にする。発足2年を迎える文在寅(ムンジェイン)政権は、低所得者の生活水準を底上げするため最低賃金を大幅に引き上げたが、むしろ格差が広がる皮肉な現象も起きている。街の人たちの話に耳を傾けると、過酷な受験競争や少子化、高齢者の貧困といった社会のひずみが浮かび上がる。

 平日の昼下がり、ソウル市庁舎に近い交差点。「アンニョンハセヨ(こんにちは)」。腰の曲がった高齢女性から新規開店したスポーツジムのチラシを手渡された。ビルの清掃、駐車場の交通整理、食堂の給仕…。ソウルでは働く高齢者の姿が日本よりも目立つ。

 知人の徐義東(ソウィドン)さん(52)に理由を尋ねると「私の周囲では子どもの教育に財産をつぎ込み、貯金のないまま老後を迎えた人が目立つ」との答えが返ってきた・・・続きを読む


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ラベル:韓国 格差
posted by kazu at 15:31| Comment(0) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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