2020年01月25日

【地球コラム】新型肺炎、真実語らない政府の隠蔽体質

習氏指示で情報開示、「人災」見方強まる

 中国湖北省武漢市を「震源地」とする新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大は、「人災」ではないかとの見方が強まっている。最初の感染報告から40日以上がたった1月20日、習近平国家主席はようやく、「感染まん延の断固阻止」や「社会安定の維持」を求める「重要指示」を出した。その中で「迅速な情報開示」を徹底するよう命じており、ようやく全土から深刻な感染者情報が次々と明らかになった。

 習体制発足7年間で言論統制が強化され続ける中、社会の矛盾を暴きたくても統制されてきた中国の記者たちは真実を報道し、地元政府の対応を追及している。こうした報道から見えるのは、2003年に大流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の教訓をくみ取っていない地方の根深い「隠蔽(いんぺい)」「官僚」体質である。(時事通信社外信部編集委員・前北京特派員 城山英已)

◇17年前SARSの教訓と「武漢封鎖」

 中国では1月25日の春節(旧正月)を前に、24日から1週間の大型連休に入った。これを直前に武漢市政府は23日から「特殊な事情がない限り市民は武漢を離れてはならない・・・続きを読む


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posted by kazu at 16:17| Comment(0) | 海外 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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